@cikarang

インドネシアはリッポーチカランでの生活を記録に残し、記憶にとどめる。

リッポーチカランで、彼女と別れ、そして新しい彼女を見つける。


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突然、彼女がいなくなってしまった。

いなくなってから、もう1ヶ月以上が経過している。こんなに彼女と連絡がとれないのは初めてだ。おそらく、もう戻ってこないだろう…。

 

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彼女とは15年以上もの付き合いなので、もう戻ってこないことくらいはわかる。15年以上もの間、何度か別れようかという話になったことはあったが、結局は別れなかった。お互いに好きだったのだろう。

彼女は、いつも僕のそばにいてくれた。凹んだ時は、励ましてくれた。イライラした時は、癒しの煙のようなもので僕を優しく包んでくれた。飲み会だって一緒に参加した。接吻なんかは、毎日数回はしていただろう。彼女はいつも、やすらぎを僕に提供してくれていた。

彼女のことを煙たがる人間もいて、あんな奴早く別れた方が身のためだ、とか言っくる人もいた。特に、自分の両親が彼女のことをひどく毛嫌いしていた。しかし、そんな雑音は全く気にならなかった。ホントに彼女のことが好きだったのだろう。

 

そんな彼女がいなくなったもんだから、僕の生活は多少なりとも荒れた。心にポッカリ穴があいたというか、支えられていた棒が突然なくなったというか、普段当たり前にあったものの消失が、幾分の混乱を僕にもたらしている。

そんな状況を知ってか知らずか、彼女から手紙が届いた。「あなたのために別れたの。おそらく、もう戻ることはないでしょう。私なしでも、あなたなら、きっとうまくやっていけるはずだから。」たったこれだけの内容である。よくある、どこかのドラマの使い回しのような内容に、僕は呆れかえってしまった。

やれやれ。

 

彼女からの手紙をきっかけに、僕は、生活の荒れを正すために、新しい彼女を見つけることにした。新しい彼女なんてすぐにみつかるはずもないのだが、ここは、リッポーチカラン、日本では考えられないような色々なチャンスやヒントがそこいらじゅうにころがっている。

僕もやればできる。すぐに新しい彼女が見つかった。昔の彼女は、有機的な印象だったのに対して、新しい彼女は、何だか無機的な感じがするが、まぁ、すぐに慣れるであろう。

 

今回は、多少の恥ずかしさはあるが、昔の彼女と新しい彼女の写真を載せることにする。どちらが良いかご意見を頂けたらと思う。

決して外見ではないのだが、外見が多少なりともその中身の理解を助長してくれるであろうという、願望を込める。

そして、道端でばったり出会ったとしても、あれやこれやと尋ねたりせずに、遠目から優しく見守って頂きたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

昔の彼女。

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(マールボロライト インドネシア産)

  

 

新しい彼女。

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(電子タバコ eGo aio)

 

 

 

どうだ、まいったか。